キッチンの配置変更とワンポイントアイデアを散りばめ14畳のLDKで家族6人と猫2匹が快適に過ごせる暮らしを考えました。
idea①2型のキッチンは対面式のシンク作業台を部屋の真ん中に計画。回遊動線と視認性の高さで奥様が家族への目配りがしやすい配置となってます。
またキッチンとダイニングを横並びに配置することでお子様が自然と食器を洗うなど、料理・片付けに参加しやすくなっています。
idea②キッチン対面側にお子様のおもちゃや勉強用具の収納を計画。リビングは思いっきりおもちゃを広げれるように空間を確保。
ダイニングで勉強しやすいように食事の際は勉強用具をテーブル下にサッとしまえるのもポイントです。
idea③既存を生かした柱には麻を巻き、リビングのアクセントとなるのと同時に猫が爪とぎが行えるようなデザインにしています。
idea④在宅ワークもあるご主人様や奥様が時には仕事などを集中して行えるように部屋の角にワークデスクを配置。LDKの中で一番視線を閉塞的に誘導された場所となります。
idea⑤キャットウォークは小物等もおけるような奥行計画と溝を設け服なども室内に干せるように計画。
家族6人2匹が共に一緒に過ごす時間とひとりで過ごす時間、それぞれの時間が重なったり交差したりと絶えず移ろっていく関係をストレスなく過ごせる14畳のLDK空間となりました。
BEFORE
最初は4人目のお子様が生まれることをきっかけに新しく家を購入することを迷われていたI様。
お子様の学校のことなども考えたときに、現状の住まいのままリノベーション行う形に至りました。
その中で現状窮屈に感じている14畳のLDKを、家族6人+猫2匹が快適に暮らせるような空間にしたいという希望を叶えるべく
I様とのリノベーション計画がスタートしました。
快適な暮らしとはお施主様によって様々な意見があるが、I様の希望は少しでも空間が広く見えること、収納量なども不便がなく家族が自然と集まるようなLDKにすることでした。
今回は14畳のLDKの中でキッチンのレイアウトを重要視し、家族1人1匹がお気に入りの居場所ができるようなリビング空間を検討しました。