最初にキッチンの解放感というところにフォーカスし、計画を開始しました。
限られた広さの中で解放感を出すために、室内壁にはガラス窓等を用い抜け感のあるデザインをご提案しました。
キッチン横には、奥様の趣味空間として造作窓で囲われたお篭り部屋を配置。
お引渡後に、お客様にお伺いした話では、お篭り部屋の光の入り方が絶妙に良いらしく、
ご友人のプロフィール写真撮影場所としても使用したそう。
他にも、マンションでは珍しく明り取りのガラスブロックが配置されており、
趣味のカメラを楽しめるようなスポットになっております。
ご夫婦それぞれのお部屋は、ご希望のデザインに合わせて空間を作り上げました。
ご主人様のお部屋は、コロナ禍も相まってリモートワーク等が多くある為、柱との凹凸を利用したワークスペースを計画。
奥様のお部屋は、リビングからの空気を通すための室内窓や好きな小物を飾るための収納ケースなどを造作しました。
お伺いするたびに、お部屋に新しい植物やインテリアが仲間入りしており、
リノベーション後の生活をとても楽しんでくださっております。
これからも明るく開放的な空間の中で暮らしを楽しんでもらい続けるであろうリノベーションプロジェクトだった。
BEFORE
お子様が巣立ち、30年以上暮らしたご自宅も老朽化してきたことも含め
これまで出来なかった理想のご自宅を創るために
思い出の詰まった家をリノベーションすることを決意され
今回の計画を進める形となりました。
一番のご希望は限られた広さの中で
出来る限り開放感のあるLDKを作り上げる事でした。
中でも、夏はとても暑く、暗くて狭かったキッチンを開放的にしたいという、ご要望も強くありました。
また、ご夫婦カメラが趣味という共通点もあり
室内で撮影ポイントもいくつか作るという計画も含め
コロナ明け、老後の快適な暮らしに向けてのリノベーションを一緒に始める事となりました。