ソトナカリノベ ー地域活性化をつなぐトビラー

その他  /   エリア:東京都  /   掲載日:2023-09-16

その他  /   エリア:東京都

掲載日:2023-09-16

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創立20周年の記念に「創業から20年お世話になった文京区に恩返しがしたい」と地域貢献プロジェクトを発足。自分たちの得意分野を活かして、地域に笑顔を届けたいと志願したメンバーが集まった。第一弾となる今回は、文京区白山にあるコミュニティスペース「さきちゃんち」。“友達の家に遊びに行く感覚で行ける場所”をコンセプトに、有志で集まった運営委員の方々が“多様な世代がゆるやかにつながる場づくり”に取り組んでいる。運営委員の方々との交流を通して「さきちゃんち」を知らない人からは立ち寄りにくいという課題を抱えていると知り、ビニールカーテンで仕切られていた入り口をガラスドアへ変えるリノベーションを提案。大通りから少し入った閑静な住宅街にありながら、小石川植物園へつながる道の途中に位置する「さきちゃんち」。人通りは意外に多く、より明るく開放的なスペースへ変わることで、新規利用者の増加に貢献できればと考えた。工事完了後に行ったチャリティーバザーでは、来場者から「雰囲気が変わった」「明るくなった」と反応があり、リノベーションの機能面以外に及ぼす影響力を改めて実感。入り口の扉が変わったことによって人々の印象が変わり、「さきちゃんち」を中心に地域のつながりと笑顔の輪が広がっていくことを願う。これからもリノベーションの力で地域の発展と笑顔あふれるコミュニティの活性化に寄与できるよう、地域貢献に取り組んでいく。

BEFORE


before image

もとは印刷所だった場所を活用して運営している「さきちゃんち」。シャッターを閉めてしまうと中の様子が見えなくなってしまうため、施設を開けている時はビニールカーテンを入り口の仕切りとして利用していた。
簡単に設置でき便利なビニールカーテンだが、「エアコンの効きが悪く、夏は暑くて冬は寒い」「防音性が低く、音漏れを気にしてイベント時にはシャッターを閉めなければいけない」「施設を知らない人からは立ち寄りにくい雰囲気が出てしまう」といった複数の課題を抱えていた。
さらに、運営委員の方々には「さきちゃんちでカフェを開く」という目標があり、特に場所を提供している方の奥様が生前、「印刷所を閉めたら、カフェをやってみたい」とお話ししていたという。今回のサッシ取り付けによって衛生法上の問題を解決し「また一つ、カフェ運営への夢に近づければ」と笑顔を見せた。

Before

After

    • 部門
    • 無差別級
    • 間取り
    • ワンフロア
    • 費用
    • プライスレス
    • 形態
  • 費用に含まれるもの
  • その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


CREDIT


  • ワークスペースさきちゃんち/さきちゃんち運営委員会
  • 文京区社会福祉協議会
  • 株式会社広悠
  • 株式会社リノステージ