【住まいの中心に、天窓から光が降り注ぐ空間】
十字型をした間取りの中心には、食事以外に仕事や休息など様々な行為が重なるダイニングを配置して、中庭のような場所へと仕上げました。ダイニングの天井は掘り上げるように勾配をつけることで、天窓から光が降り注ぐような空間を実現させています。
【自然光を再現する『Synca(シンカ)』の導入】
本物件は、ろうそくの光(1800K)から青空光(12000K)までの「自然の光」を再現でき、時間に合わせて自動で明るさ調節も可能な遠藤照明の次世代型LED照明『Synca』を採用しています。色温度の心理効果は、人の体感温度に働きかけ、エアコン等の設定温度を抑えることに繋がり、エネルギー効率の改善およびエネルギーコストの削減を促します。また、ダイニングの照明が陽光のリズムに合わせて変化することで、人間本来の体内リズムに沿った規則正しい生活を促し、住み手の健康へと寄与します。
都内の眺望や日照の条件が厳しい住まいの価値をあげるだけでなく、人が集まりたくなる中庭のような居場所をつくったことで、住まい手の健康や地球環境へも配慮した暮らしを提案しています。
BEFORE
築34年、壁式構造のマンションのリノベーション。 十字型の特徴的な間取りをしており、住まいの中心は薄暗い状態でした。都心部で採光がとりづらく、周囲からの目線を気にしてカーテンも開けづらい環境が、室内の暗さを助長させているようでした。この課題を解決し、住まいの価値を上げられる手段を考えました。