新たなラグジュアリー提案 本質的な心地よさ

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2023-09-15   R mark

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2023-09-15  /   R mark

いいね!と思ったら、
ハートをクリック! 356

renovation image

「ラグジュアリー住宅」=高級な装飾に囲まれた豪華な空間が常識だった従来。しかし近年のミレニアル世代を中心とした新富裕層は、より自身の価値観に合致するものへの投資と社会や健康、家族に良いことを選ぶ傾向がみられます。本邸では建築家の芦沢啓治氏と共に現代に沿った「暮らしの豊かさ」を再考し具体化する事に挑戦しました。

「本邸は東京の真ん中にあり都市のストレスとも無縁ではない。だからこそ、住む人が静かに過ごせる空間をつくりたいと考えました」と芦沢氏。

都市にいるといつの間にか忘れそうになる、落ち着きや温もり。そんな感覚を取り戻し、心ゆくまでゆったりと過ごせるような住まいが今、必要なのではないでしょうか。
素材を吟味し、どこまでも丁寧に設えた空間「クラフテッド・ホーム」こそ真の贅沢であり、長く住むにも相応しい豊かさをもたらします。我々が提供したい「本質的な価値」はここにあります。

本邸では環境問題解決アプローチとして断熱性向上にも挑戦。壁・床・天井面の断熱性強化等により、HEAT20 G1クリア、ZEHレベル相当のエネルギー削減を実現しました。また今回はカリモク家具により建具や家具、内窓をオリジナルで制作し、室内の一体感を高めつつ断熱性向上も叶えた上質な空間が完成しました。マンションの一室で様々な制限がありながら、快適性と意匠性の両立を実現し、新たな住まい手へ引継ぎました。

BEFORE


before image

本邸の既存の間取りは3LD+K+2WIC。リビングの開口部が斜めに設計された変形のプランで、キッチン室も十分な広さが取れているもののクローズ型でした。ファミリーが住まうことを想定した際、本邸の中心である日常の寛ぎの間を「どのように演出できるか、心地よさをどこまで引き出せるかを模索していきたい」と考えました。その為、一般的な高級物件のセオリーであるPP分離や個室性といったバイアスを外し、玄関や寝室、水回りを含め、空間の開放感や繋がりを重視したプランにしました。

また、築20年相当の窓サッシの気密性断熱性の低さはもちろん、築年相当の劣化を隠せないことはマンションリノベーションにおける長年の課題でした。本邸は室内建具と同素材の木製内窓を設置することで空間のノイズが除去され部屋の上質感が一気に格上げされるとともに、断熱性も著しく向上。マンションリノベーションの次世代への一歩に繋げました。

Before

After

    • 部門
    • 1500万円以上
    • 間取り
    • 3LDK+他
    • 費用
    • 99999万円(税込)
    • 形態
    • 再販モデル
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他 / 断熱改修
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 2004年2月
    • 構造
    • RC造・SRC造
    • リノベーション面積
    • 208.98
    • 施工期間
    • 約6ヶ月間
    • 備考
    • リビタとNTT都市開発による共同事業。工事費は非公開とさせていただいております。
      【事例詳細はこちら】
      https://r100tokyo.com/works/akasaka_aoyama_azabu/17503/

CREDIT


  • 設計 芦沢啓治建築設計事務所 芦沢啓治、武井雄一郎
  • 家具・建具等制作協力 カリモク家具株式会社