QOLを上げる、マルチ小上がり

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2023-09-14   R mark

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掲載日:2023-09-14  /   R mark

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オーナーのリクエストは、「ひとつの空間を複数の用途で使えるようにしたい」。スペースの有効活用法としてロフトの造作やウォークインクローゼットと合体したワークスペースなどの案も出ましたが、人とモノの居場所を丁寧に見直した結果、マルチに使える「小上がり」が誕生しました。
広々とした玄関ホールの土間に設けた小上がりは、家族のくつろぐ「セカンドリビング」であり、「ワークスペース」としても使え、下部には季節家電やひな人形もしまえる大容量の「収納」機能。さらにロールスクリーンで囲めば「客間」に変身し、壁を作れば「個室」が生まれ、小上がりを取れば「広い土間」にも。その時々で最適な空間に変身し、暮らしの快適性をぐっと上げてくれます。寝室に設けた小上がりも、ベッド・収納・シアタールーム…と多彩な使い方が可能です。コロナ禍で「家族全員のワークスペースが欲しい」という思いから始まったリノベーションでしたが、今後の社会の変化や、年月とともに変わる家族の暮らし方にしっかりと寄り添うプランニングです。
また、2つのマルチな小上がりのおかげでスペースをしっかりと確保でき、念願の大容量収納も実現。各収納は扉ではなくカーテンやロールスクリーンで隠すことで普段はオープン収納として運用でき、使い勝手も大幅に向上しました。加えた手数に対して変化の幅が大きく、コストパフォーマンスの観点からも理想的な住まいとなりました。

BEFORE


before image

収納の少なさと、そこから発生する窮屈さが最大のお悩みでした。和室に押し入れ、洋室にウォークインクローゼット…と各部屋に収納スペースはあるものの、それぞれのスペースがコンパクトな造りなので季節家電やひな人形などかさばるものをしまいにくく、さらに収納場所が分散しているため「どこに何をしまったか」忘れて放置しがち。ただでさえ荷物に生活スペースを圧迫されて狭く感じるうえに、ドアの多さが導線を煩雑にし、大きなストレスを生み出していました。オーナーは以前からリノベーションを検討され、間取りやインテリアを研究されていらっしゃいましたが、コロナ渦で家族全員がリモートになり一人ひとつのデスクが必要になったタイミングでリフォームを決意。

Before

After

    • 部門
    • 1500万円未満
    • 間取り
    • 2LDK+S
    • 費用
    • 1480万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


CREDIT