「ご主人と暮らし、ご主人が残してくれた大切な住まいなんです」と嬉しそうにお話ししてくれた奥様。年齢を感じさせないリフォームへの熱量で、真夏の暑さにも負けない打合せを繰り返しました。対面オープンキッチンは長年の夢、ご主人もお気に入りだった和室のしつらいもそのまま新しい家に取り込むことも絶対条件。キッチンや壁紙も個性的な色柄をご希望でした。古くても思い入れのあるものは大事に残し、反対に最新の設備などは積極的に取り入れ生活の機能をアップするよう提案していきました。全てを壊し新たにするのでなく、現状を活かし懐かしみながら、セカンドステージを豊かにするための間取りと使い勝手を追及した奥様の狙い通りの住まいが完成しました。