東京で暮らす、30代単身女子。
「30代は仕事を頑張りたい」という思いから、通勤しやすい立地を優先して中古マンションを購入。
商店街やスーパー、コンビニが近く利便性良好。ファミリー層も多く、住環境が整った安心して暮らせるエリアだ。
仕事で帰りが遅くなっても買い物に困ることなく、治安がいいから夜道も安心。そして何より「通勤しやすくなりました」と施主様。
また「この先20年、30年先もここに住み続けることは考えておらず、住み替えたいときにぱっと手放せる物件を探していました」とのことで、将来的に賃貸や売却に出すことを見越して、万人受けする好き嫌いが分かれない内装にリノベーション。
もとから窓が多く間取り変更の自由度があまり高くない中で、特に悩んだのはキッチンの配置だった。結果的に、冷蔵庫が壁で隠れる対面キッチンとした。
内装は、置きたかったアイアンの家具に合わせてドアノブやペーパーホルダーをアイアンに揃えた。シンプルな白基調の中にきらりと光る、施主様のこだわりだ。
「壁を真っ白にしたので、時計や鏡、アートも飾りたいです。前の家は1Kで狭かったので、広くなったからこそできるインテリアを楽しみたいと思っています」。
住んで良し、貸して良し、売って良し。
これが今を楽しみながら将来を見据えた、30代女子の賢い選択。
BEFORE
1Kの賃貸にお住まいだった施主様は、「家賃がもったいない」という思いから物件探しをスタート。リノベーション済の物件を約半年間で20件ほど内見したものの、なかなか理想の物件に出会えず諦めモードに入ったときもあったという。
そんな中、インスタグラムでオーダーリノベーションされた家の投稿を見て「自分好みにリノベーションするのもありかもしれない」と考え始めた矢先に出会ったのがこの物件だった。購入の決め手は、駅近で勤務地までのアクセスが良いこと、日当たりが良いこと、家の目の前が桜並木であること。
「希望の立地で条件が揃っていたので、この物件の購入を決めました。物件の契約がちょうど春だったので、桜が綺麗に咲いていてテンションが上がりました」と施主様。
忙しい仕事の合間を縫って、リノベーションの打ち合わせがスタートした。