不動産価格が高騰する中、新築マンションでは平均面積が毎年のようにダウンしています。福岡都市圏の新築でも62㎡前後のファミリー向け物件(3LDK)が増えているのですが、今回のお宅はなんと97㎡。しかも、リビング側3面から日照を臨める窓の配置だったため、サイズ以上にゆとりを感じる空間が実現しました。
また、生活利便性を考えて回遊動線を希望される方も多いのですが、平均的なサイズのお宅では、結果的に「通路」が増えることで「収納力ダウン」というデメリットが生じます。本宅では広さを活かして回遊動線を取り入れただけでなく、子どもが成長するまで個室をリビングと一体化するコンセプトでレイアウトしているため、驚くほど広々としたリビングが実現しました。
ゆとりある空間で、気に入った家具に囲まれて大好きな家族と暮らす。何気ないけれど、最高の幸せがリノベーションで実現しました。
BEFORE
まだ築年数は浅かったものの、将来の「安心と安全」も考えて、スケルトンベースでフルリノベーションしました。日照のよい窓からの彩光をどう活かすのか、プランニングは数十回に及びました。
それでも、ワンストップで決めたトータル予算を意識しつつ「家族みんなが暮らしやすくて、笑顔あふれるマイホーム」を実現するプロジェクトがスタートしました。