ユニークな間取りを最大限有効活用した平屋

戸建  /   エリア:三重県  /   掲載日:2023-08-28

戸建  /   エリア:三重県

掲載日:2023-08-28

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コロナ前に相談され、梁天井のある吹き抜けLDKとユニークな間取りを活かしたプランを気に入られました。
コロナ禍に入り、2人目のお子様を授かる1年半後に再開。庭とつながるLDK、見晴らしの良いキッチン、柱を巻き込んで造作したカフェ風カウンターなどで魅せつつ、デッドスペース(三角部分)を収納にして空間を無駄なく使えるようにしました。

工事前に3人目をご懐妊され、急遽ロフトのある子供室を「ゲストハウス風ベッドスペース」プランに再考。ベンチに上って、手すりと足かけを使って子供室1へ入れます。ご両親と猫さん来訪時の客室になり、隠れ家のようで落ち着くとか。子供室2の入り口をくぐると、お子様達がお昼寝する姿も。既存ロフトは子供室3として使います。立体的に使えるアスレチックみたいに変身しました。

奥様が妊娠中でお子様が幼いため、住みながら3期に分けて施工し、荷物を移動をしながら平屋の中を引っ越ししました。旦那様にとってはこの体験が刺激になり、「寝室ニッチの反対側(WIC)にも、ニッチが欲しい」と相談され、壁ギリギリの幅で造作。旦那様が心から家づくりを楽しまれ、共に理想の家を造り上げていきました。

天窓からの陽光で冬は暖かく、庇付きウッドデッキは夏の直射日光を防ぎます。
LDK中心の回遊動線のお陰で、就寝前のかくれんぼが日課だとか。お家で遊べて満喫できる暮らしを手に入れました。

BEFORE


before image

結婚して1人目のお子様が生まれて持ち家を考えていた頃、知人に紹介された平屋を内覧することに。旦那様の職場近くの住宅街にあり、建築士さんが建てたありふれた四角じゃない変形した間取り。庭が見える陽当たりの良いリビング。木が生い茂った庭では、先住者が家庭菜園をしており、広さや景観にも申し分ありません。ご夫妻ともに気に入られ、費用も安く譲ってもらえました。
いずれリノベーションするつもりで2年ほど暮らしていると、独立したキッチンからはお子様が泣いていても姿が見えず不安だったこと。床からの底冷えがひどくストレスを感じること。トイレとタイル貼りの浴室の窓が大きく隙間風が入って寒すぎること。洗面と脱衣室が一緒だから独立させたいこと。広い廊下が暗いこと。洗濯機と干す場所、収納が離れていること。変形間取りゆえ収納スペースが少ない上にあちこちに点在するなど、住んでいるからこそわかる問題点が見えてきました。

Before

After

    • 部門
    • 1500万円以上
    • 間取り
    • 3LDK
    • 費用
    • 1980万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他 / 屋外 / 断熱改修
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)
  • 懸垂バー、照明、トイレの埋め込み収納

物件情報


    • 築年月
    • 1997年1月
    • 構造
    • 木造
    • リノベーション面積
    • 104.13
    • 施工期間
    • 8ヶ月
    • 備考
    • 中古住宅探しからプランニング・リノベーションまでワンストップリノベーション

CREDIT


  • 株式会社アルフレッシュ 代表取締役 田中 真義、担当 松下 和人、デザイナー 楠井 利恵
  • 撮影 石川 哲也