大理石調のタイルやシャンデリアなど、バブルな雰囲気をどう消していくか?
床はそのままですが、リビングの天井に板を張り、壁をモールテックスで仕上げ、ピカっとしていた手すりは薄いアイアンでデザインすることで、すっきりカジュアルダウンに成功しました。
キッチンはリフォームしたばかりだったので、そのまま使用。
昔ながらの幅の細いフローリングも今見ると新鮮。キッチンは扉だけ交換、キッチンの床材は塩ビに変更。
キッチンの光をふさいでいた壁を取り除き、動かしにくい分電盤がついている壁を利用して、中央に収納を造作。
収納を兼ねた正方形のアイランドカウンターをつくることで、作業効率もアップ。
右奥、玄関からキッチンへの動線はそのまま使えてキッチンの壁を取り外し、光と風が通り抜ける心地いい空間の誕生です。
少し手を加えただけですが無事バブル感が消えました。
BEFORE
毎週物件探しに明け暮れて、あっという間に50件!ようやく、ワクワクできる、お気に入りの戸建てに出会います。
「キッチンからの眺めがすごく好き。大好きな映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のワンシーンを彷彿とさせる庭が気に入りました」。
そして、物件購入となりましたが、すでに予算オーバー。。。リノベ予算は最大400万円。「さて、何ができるか?」
優先順位が高かったのはやはりバブルの面影を消すことでした。