躯体間寸法が3100mmもあるマンションの一室を、開放感あふれる空間に仕上げました。
ロフトなどはあえて設けずに一体の空間とし、天井高を最大限確保しています。
空間にめりはりをつけるためにキッチンとリビングダイニングにあえて段差を設け、床で空間を仕切っています。
玄関から直接土間クロークへアクセスでき、クロークと洗面所は一体になっているため帰宅後の着替えや手洗い等をスムーズに行えます。
キッチンは料理をしながら映画を見たり、友人を招いてちょっとしたホームパーティーをしたりと、プライベートな時間を楽しめるような空間としています。
また、間取りはダイニングテーブルを置いたり、趣味スペースやワークスペースを設けたりと、住む人の生活スタイルに対応できるよう、空間にゆとりを持たせ配線計画も行っています。
これまでの生活と違い、思うように外出ができなかかったりリモートワークを求められたりするこの時代に、開放感あふれる部屋でゆとりある生活ることができます。
BEFORE
築33年・未改装の部屋で部分的にひどく劣化がみられました。
キッチンは薄暗く北側の洋室は日当たりが悪い状態でした。