AFTER
一度リノベーションしたご自宅を、お子さんの成長に合わせて部分リノベーション。「積み木を重ね、パズルのような家具」を製作しました。今回のお客様のご希望は子どもたちのパーソナル空間をしっかり確保しつつ、寝室も兼ねるというもの。今回、ご提案時に３パターンを提示しました。その中で、南西にひらけた窓際にデスクスペースを設けることができる案を採用。デスクスペースに行くにはベットスペースを通り抜け、ベッドスペースはドミトリーのような空間をイメージしました。兄妹同じ部屋にいるが、個人の空間はしっかり確保しています。このベッドスペースの枕元には小さなラックを設置。好きな本、好きな雑貨を飾り自分だけの空間が出来上がります。子どもにとっては秘密基地のような特別な空間ができました。お客様より「お兄ちゃんは自分の時間のほとんどを秘密基地で過ごしている。妹さんも自分の宝物を部屋のあちこちにしまい込んでは、時々想像上の友達と遊んでいる」と伺いました。今回のリノベーションは成長の変化に合わせた空間づくりが目的でした。今回のコロナ禍で家族揃って家にいる時間も長くなる状況でも個々の空間をしっかり確保することができました。そして、個々が快適過ごすことができるリノベーションになりました。
BEFORE
BEFORE
初めてのリノベーションの時はお子さんが一人でした。中古マンションを購入し「LDKを広く使いたい」という要望の元リノベーションを行いました。子どもが床に落書きをしても拭き取れる床材やキッチンの天板は3枚重ねのオリジナルテーブルなど素材にこだわりのあるお客様でした。当時からお子さんが成長したらワークスペースを個室にして子供部屋にすることを検討していました。時が経ち当時小さかった子がお兄ちゃんに、妹が生まれ二人兄妹に。４畳ほどのお部屋にIKEAの二段ベッド置き共同の子ども部屋としていました。お兄ちゃんも大きくなり、妹さんもまもなく小学生。それぞれにパーソナルスペースが必要な時期になったとご両親は考え、 限られたスペースに、子どもたちのパーソナルスペースを兼ねた寝室をつくることとしました。
