YKK AP×銀杏開発共同で【性能向上プロジェクト】を進めるにあたり、旧耐震の建物でその可能性を見出したい、証明したいという狙いがありました。傾きについては、地盤調査も行い地盤の影響はない事を確認したうえで「地盤保証」も付けています。耐震診断では、リノベーション前は「評点0.36」で、これをリノベーション後は「評点1.55」まで上げるような補強工事を行っています。新築ではなかなか出ない好立地に、現在の新築基準を上回る性能を新築に勝るコスパで実現。デザイン性を重視しながらも、残せるものを活かした「リノベーションらしさ」も表現しています。
BEFORE
築42年の旧耐震の木造住宅で一部傾きもあり、さらに堀車庫1台分という一般的な不動産の目線からいうと嫌がられる条件が重なっている物件でした。そういった建物をいかに活かすか、価値を上げるかが私たちの会社が得意とするところですので、リノベーションしがいのある建物でした。