ちいさな終の住処

マンション  /   エリア:大阪府  /   掲載日:2020-09-22   R mark

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掲載日:2020-09-22  /   R mark

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「私 もうすぐ死ぬかもしれないんです。死ぬときは大阪の住まいで家族や大切な人たちに囲まれていたい。そのためのリノベーションをお願いします。」初めてお会いした際に奥様から言われた言葉です。東京にお住まいの50代ご夫婦が、以前住んでいた大阪の家をリノベーションすることに。

ご要望は大きく3つ。①亡くなった時のために畳のベッドがほしい(どうせならロフトにしたい)②もし元気になったら広々としたリビングで裁縫の教室を開きたい③映える見せ場としてロフトに階段・手摺をつけたい。

出来上がった空間はまさに奥様の思いが詰まった空間に。45㎡の住戸を最大限活用するため、わずか6㎡のスペースにロフト・階段・WICを詰め込み、床面積を当初の約3倍に。階段は要素を削ぎ落とした結果、ラワン壁で段板を支持するシンプルなデザインとしました。

本案件で一番お伝えしたいことは、リノベーション前後で、奥様がみちがえるほど元気になられたことです。「当初不安でいっぱいだったのが、打合せが進むたびに楽しくて、ワクワクして、このリノベーションがあったから元気になれた気がしてるんです!」お引渡しの際の言葉が今でも記憶に残っています。

デザインの良し悪しだけではなく、ご夫妻にとっての理想の住まいに近づけられたことを嬉しく思います。住まいが果たす役割、お客様に寄り添うことの本質を改めて考えさせられました。

BEFORE


before image

奥様は生粋のリノベーションが好きで、既存のあらゆるところをご自分でDIYされていました。壁・天井の全面塗装、キッチンタイル貼り、窓まわりにプランターボックス造作、玄関を板張りに変更などなど。現地調査で初めてお伺いさせていただいた際に、本当にリノベーションがお好きな方にご依頼いただいたんだなと身が引き締まりました。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円未満
    • 間取り
    • 1LDK
    • 費用
    • 950万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1986年3月
    • 構造
    • リノベーション面積
    • 44.08
    • 施工期間
    • 3ヶ月
    • 備考
    • ■「リノベる。」サービスサイト:https://www.renoveru.jp/

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