外壁を通気胴縁、断熱シート工法で張り替え、サッシは全てペアガラスに。劣化している断熱材は交換しました。
座敷だった2間続きの和室をLDKに変更。
平屋で、屋根勾配が大きい建物のため、天井をできるだけ高さのある吹き抜けとし、ロフトを設置しました。
構造が従来と変わるため、適切な梁や金物を追加施工し、建物の耐震性能を上げました。
この建物は、弊社買い取り、リノベーション後販売したケースですが、中途半端なリフォームではなく、短所の克服と長所の活かし方で見違えるように変化し、次の所有者へ受け継がれました。
BEFORE
本物件は、広すぎる敷地に昭和の建築の住居の母屋、農作業小屋、池のある庭、畑が有り、そんな物件ですから需要は無く、立派な風情を持つ建物でありながら買い手が現れず放置されていました。
平屋の母屋は昭和の建物でありながら、和室続きの純和風の造りは収まりもよく非常に考えられた造りに見えました。私たちはこの建物を①デッドスペースを活かす。②現代のデザインにする。③断熱、耐震などの建物の基礎性能を向上させる。3点をテーマにリノベーションすることにしました。