隣接するパントリーはコの字型にびっしり可動棚を。ヒアリングを細かく行い、ゴミ箱の位置や、ウォーターサーバー用のコンセントやスペースも計画済み。また、パントリーと洗面の間のニッチにはパントリーに買い物した後は直行して、ストックを洗面室からも手が届くようになっている。家事動線や収納計画には特にこだわり、玄関脇のコート掛けや、ちょっとしたカギ置き兼 飾り棚、洗面室のニッチ、廊下のデッドスペースも有効活用。限られた面積の中で「必要なものは必要なところに」という想いで計画している。プライベート空間以外の既存の間仕切りをできる限り取り払い、玄関からベランダまでを直線で結ぶと、気持ちの良い風が吹き抜けるようになりました。マンションの電気容量の関係で、1台しか取り付けることができなかったエアコンでも、全部屋まで行き届くようになりました。寝室には天井付けのスクリーンと、最近話題のプロジェクター付きのシーリング。ベッドで寝ころびながら映画を観たりYOUTUBEやTVを楽しむことができます。おうち時間が増えて今後よりいっそう住宅の意義が問われる昨今。おふたりの時間がもっともっと充実しますように。
BEFORE
新潟市中央区、高層階のベランダに立ち、「ここで夜景を観ながら飲むワインは最高でしょうね」とこれからの暮らしを想像するおふたりは、これからもずっとふたりで住んでいくとのこと。
今のアパートや既存の間取りが閉塞的だなぁと、新しいキッチンは対面への憧れがあった奥様。今後は開放的な広いキッチンとで旦那様と談笑しながら大好きな料理をできることと思います。バリアフリーと天井高が課題でありました。