男の余裕とオンとオフ

マンション  /   エリア:兵庫県  /   掲載日:2020-04-03   R mark

マンション  /   エリア:兵庫県

掲載日:2020-04-03  /   R mark

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renovation image

狭かった玄関は、「アウトドア用品やロードバイクが置きたい」と、土間スペースを広げました。壁構造なので開口部はドアをつけずにそのまま、オープンクロゼットがちらりと見える塩梅がいいですね。土間スペースを広げたことで、前はつながっていた左右の部屋が分断、結果、右側は離れ的なプライベートルームとなりました。
ロードバイクが収納できるよう、土間スペースをズドンと広げると、右側と左側が分断されてしまいました。「それなら右側は離れのイメージで」と、玄関からダイレクト動線。不思議で新鮮な感覚です。LDKのある左側は、上り框をナナメにして、玄関からの動線をスムーズにしました。

キッチンは、男っぽいステンレスのオープンキッチンに。アイアンバーをうまく活かして収納していますね。出窓は下枠を交換するついでに、四角に囲ってカッコよくなりました。壁はネイビーのタイル、床もタイルに切り替えてます。
キッチンからDKを通り抜けると、リビングにたどり着きます。オークの無垢床、剥き出しの天井、クロス張りの壁、バランスがいいですね。出窓は解体した時に少し台形になっていることが発覚。「これは面白いですね」と、下枠だけ新しくして、カタチはそのままいかしました。
グリーンが映えますね。ここも、ドアをつけずに開口部だけ。額縁みたいです。

BEFORE


before image

中古×リノベを考えていたNさん、探すこと1年半で20件。そのうち、「ずっと住むなら住み慣れたエリアがいいかも」と、出会ったのがこの物件です。「1階角部屋、ラッキーですよね。近くに住んだことがあったので安心感もありましたし、緑いっぱいで環境もいい」。

壁構造は間取りをあまり変えることはできません。
なので、ディテールから話が進みます。Nさんは、グラフィックデザイナーで、仕事とは別に作品もつくります。
「だから、アトリエが欲しい」。バルコニー側にあった2つの部屋の壁はトルことができたので、まずは大空間に。
「どうしても欲しかった」黒い木枠×ガラスの壁で、ゆるやかにアトリエとリビングを間仕切ります。
アトリエは庭と室内をつなぐイメージで、床はモルタルの土間スペースにしました。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円未満
    • 間取り
    • 3LDK
    • 費用
    • 780万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1983年7月
    • 構造
    • 壁構造
    • リノベーション面積
    • 77.00
    • 施工期間
    • 60日
    • 備考
    • ガラス×木枠の間仕切り壁はトラックの店舗からイメージ。一番上はガラスを入れてないので、風通しもいい。掃出し窓は二重サッシにすることで、断熱性能アップさせました。「防音効果もありますね」