廊下など無駄のない間取りだったので、大きな間取り変更はなし。LDKから各部屋や洗面室へとつながるダイレクト動線も使いやすいと好評です。リフォーム済壁紙をそのまま使いながら、右側の壁や建具だけグレーに変更しました。
珍しい栗の木を敷き詰めたLDKに入ると、氷のようなガラスの向こう側に、洋服が並んでいるのが見えます。ウォークインクロゼット、というより、ショップのファサードですね。「このガラス越しのクロゼット、絶対に作りたかった」。真ん中のアイアンのハンガーパイプを中心に、くるりとまわれる設計で、「見せる」と「収納力」のバランスが絶妙。ヘリンボーンはご主人たってのご希望、腰壁があることで、収納力もアップ、家具の配置もスムースです。クロゼットの奥に作ったデスクは、リモートワークで大活躍!「クロゼットはガラス張り、デスクは窓際にあるから、明るくて気持ちいいですよ」。
このクロゼット、洋服もジャンル別に整然と並び、Tシャツやシャツ、ズボンもすべてショップだたみ。「洋服を選ぶのが楽しいです」と奥様。
ん、でも奥様の服ばかり?「僕の服は寝室です」と笑うご主人。どうやら、奥様のストレスがないことこそ大切だそう。
リフォーム済キッチンはそのまま使用し、奥はカップボードのサイズに合わせて、左側に収納をつくりました。
ブックスタンドのあるカウンターは、立ち呑みスペースなのだとか。
BEFORE
「ふたりともお酒が好きなので、飲みに行きやすい都心が大前提でエリアを物色。
耐震面が気になっていたので、地盤がしっかりしている上町台地なら安心だし、よくいくお店も近い笑。
リフォーム済物件で、給湯器やキッチン、トイレが新しかったのもポイント高かったです」。リノベーションは、リフォーム済の新しい設備や、間取りのよさを活かすことになりました。