魅せる収納✕DIY

マンション  /   エリア:千葉県  /   掲載日:2020-09-17   R mark

マンション  /   エリア:千葉県

掲載日:2020-09-17  /   R mark

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この家、収納に扉がないんです。それでいて、すっきりとモノが納まっているのは、シンプルにまとめ上げた空間構成と、各所に設けられた機能的な収納スペースのマジック。
約59㎡のマンションに3人で暮らすご家族。造作による収納を設えると便利ですが、将来の変化に備え、すべて市販の家具を用いての収納を選択。それによって斬新な「魅せる(見せる)収納の家」が完成しました。
シンプルなステンレスキッチンにし、シンクの下は棚だけの見せる収納にしました。LDKの壁際のオープンワードローブは、将来、区切って部屋として使用する可能性を見据えて動かしやすいものに。見せて収納するスタイルが功を奏して「自然に片付けられて、何がどこにあるか探す必要がなくなった。現在進行形で自由に変えていけるのもいい。引っ越してから、片づけをしている時間がとても充実しています」と奥様。
パウダールームの壁面タイルは気に入ったものが欠品中。下地処理まで行い、引渡し後、旦那様自らの手で仕上げられました。奥行きを広げた玄関収納空間のシューズラックも旦那様の手によるもの。扉はなく、ベビーカーもそのまま入れることができ、外出時や帰宅時の動作もラクに。「妥協しないで自分好みに、自分の手で、完成させると達成感があり、愛着がわきます」と旦那様。
お子様の成長とともに歴史を刻みながら、住まいも変化していくのだろう。

BEFORE


あるに越したことはない「部屋数」。しかし、心地よいパブリックスペースを犠牲にするようではいけません。こちらの間取り、かつてはリビングダイニングに隣接する6帖の和室を備えた2LDKでした。キッチンも奥まった位置に壁付けであり、暗く閉塞感がありました。狭い玄関には収納が少なく、散らかりがち。当然ベビーカーを置く場所もありません。──そんな古いマンションならではの様々な課題を抱えていた築49年のマンション。機能的な収納スペースと開放的なLDKを備えて、がらりと使い勝手がよくなりました。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円未満
    • 間取り
    • 1LDK
    • 費用
    • 900万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1971年3月
    • 構造
    • SRC造
    • リノベーション面積
    • 58.52
    • 施工期間
    • 3か月
    • 備考