リノベをめぐるスタイリッシュな冒険

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2020-09-11

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2020-09-11

いいね!と思ったら、
ハートをクリック!206

renovation image

「ウチの中に出っぱっているものがないんです」
よくあるキッチンの吊り戸やリビングの棚なんかがどこにもない。テレビのコードすら見えず床から生えているよう。
そんなすっきりした印象に一役かっているのは「Ⅱ型」と呼ばれるコンロとシンクが別々に2列に配置されたキッチン。「Ⅱ型」にすることでコンロの脇、シンクの脇それぞれに収納があるから吊戸棚はいらない。油が散るのを気にしてガラスや壁をたてる必要もない。視界がひらけたキッチンからの眺めは格別です。
リビングの一角には不思議なレンガの壁。これ実は「壁紙」。その向こうに「ちょっとした勉強部屋」。カウンターに座ったらリビングからは見えないけれど立ち上がるとリビングがみわたせる。あえて閉じた「個」の空間にはしない丁度良い距離感。でもなぜ「レンガの壁紙」?
「どの部屋も1か所くらい遊んでみたい!」「シンプル」や「開放感」に拘ってはじめたリノベですが実はこっそり「やんちゃ」してました。寝室にはカバがおっきな口をあけている壁紙。トイレにはサルやイグアナが集まるジャングルの動物たちの壁紙。水泡のような青くてまるいタイルで飾られた洗面台には鮮やかな「金魚」が泳いでいます。
開放感があってすっきりした印象なのに、随所に遊び心が垣間見える楽しい住まい。「リノベをめぐるスタイリッシュな冒険」を最後までやりぬいたお二人のいたずらっぽい笑顔が浮かびます。

BEFORE


before image

「よくあるマンションの玄関入ってすぐの印象がイヤだった。廊下が狭く、両側に扉があると圧迫感があって」と話すご主人。おまけにこのお部屋をはじめてみたときは「物が多い」「梁が大きい」とより圧迫感を感じたそう。
「開放感」「すっきり」「シンプル」を合言葉にしつつ、実際の暮らしを想像して「どこになにをしまうか」「この空間で何をするか」といった具合にコンセントの位置や数、物の置場を緻密に緻密に決めていくお二人。
でも、個性的な壁紙のサンプルをみていくうちに、「せっかくのリノベ。置きにいっても面白くない!」って想いがふつふつと湧き出します。
「シンプル」の中に垣間見える「遊び心」。お二人の「リノベをめぐるスタイリッシュな冒険」がこうして幕をあけました。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 1LDK+WIC
    • 費用
    • 1179万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 2001年5月
    • 構造
    • リノベーション面積
    • 71.60
    • 施工期間
    • 約3ヵ月半
    • 備考

掲載会員企業