お店や駅が徒歩圏内という仙台市街地エリアにあるマンションをフレンチテイストにリノベーション。
色味を抑えた空間は、シンプルながら上品さを兼ね備えた雰囲気になりました。
マンションには珍しい、ひろびろとした玄関。そこには自転車やベビーカーもそのまま置いておけるようなタイル部分を用意。
玄関とLDKを仕切る間仕切り建具を開けると、奥に向かって長く伸びるLDKが広がり、面積以上にひろびろとした明るい印象に。
マンションは広さの関係でどうしても収納が課題になりますが、キッチンからダイニングまで続く細かく区切られた収納を設置し、十分な収納量を確保し機能性をアップ。さらに、フレンチテイストの空間に溶けこむように框組されたライトグレーの建具を採用することで、空間デザインの一部としてもアクセントを加えました。
個室を将来的に間仕切り壁で分けられるようあらかじめ建具を設置することで、ライフスタイルに合わせてフレキシブルに変化できる間取りもポイントとなっており、街中の一室にこだわりを詰め込んだ空間が出来上がりました。
BEFORE
築45年の中古マンションは内装に古さが目立ちます。また二間続きの和室は現代において使い勝手があまり良くなく、収納もほとんどありませんでした。