最寄り駅から徒歩約1分という好立地の中古マンション。
さらに、南面のベランダ側が線路沿いのため視界を妨げるものがありません。この立地を最大限に生かし、マンションでは珍しく大胆に水廻りを南面に移設し【朝を楽しむ】をコンセプトにプランニング。
マンションの浴室は通常、窓がなく閉鎖的になりがちです。南向きのベランダ面に水廻りを配置することで、朝日を浴び気持ちよく体をリフレッシュすることが出来るスペースが実現しました。
また、朝の身支度を自然の光が降り注ぐ場所で行うことで、体内時計もリセットされ、一日のはじまりを気持ちよくスタートすることが出来ます。
キッチンから洗濯スペース・洗面室・浴室と一直接に伸びているため、効率の良い家事動線にも配慮しました。
室内は、”非日常”さを感じるヴィラテイストで統一。ダイニングからあえて一段下げたリビングで自分の時間を過ごしたり、贅沢な時間を過ごせる工夫を施しました。キッチン前の飾り棚は、非日常さをより演出するために生活感を感じさせないよう、またリビングにいる家族と視線がぶつからない、けれどお互いの気配を感じられるギリギリのラインの高さまで上げる工夫をしました。
玄関のオープンシュークロークや、LDKのディスプレイ棚、キッチンの背面収納など、収納量にもこだわり、限られたスペースの中で、ひろびろとした開放感のある空間になりました。
BEFORE
築37年、二間続きの和室がひと昔前を連想させる室内でした。またマンションならではの、光が奥の部屋まで入らず、暗い印象を感じる空間でした。