全国でも空き家率の高い香川で、地域内の高機能な住宅ストック増加を目指す「さぬき安心あんぜん住宅普及協議会」の「安心あんぜん住宅」に認定され、断熱・耐震性能は現在一般的な新築住宅の基準を上回る全国でも先導的な物件になりました。
香川の耐震プロフェッショナルの住空間設計とＹＫＫ ＡＰがコラボした『戸建性能向上リノベーション実証プロジェクト』の９番目の物件です。
築18年の木造住宅に住むご夫婦が、子育てを終えて家族構成が変わったことで新たな住環境を整えるために、「断熱」と「耐震」にこだわり、快適で暮らしやすく、また将来にわたって住宅価値を持続させるためのメンテナンスのしやすい住宅へリノベーションしました。
高齢者にとってリスクの高い冬のヒートショック対策として、断熱性能はＨＥＡＴ２０Ｇ２レベル［ＵＡ値：改修前 0.95⇒改修後 0.41W/(㎡・K)］、耐震性能は耐震等級３相当［上部構造評点：改修前 0.47（倒壊する可能性が高い）⇒改修後 1.52（倒壊しない）］を実現し生活者が「安全・安心・健康・快適」に暮らせる住宅を目指しました。
BEFORE
築１８年と比較的築年が浅く、既存のダイライトや断熱材を活かしながら耐震・断熱改修をおこなったことでコストを抑えることに成功しました。
【コラボ事業者紹介】
有限会社住空間設計 http://w-inspection.com/
一般社団法人ワールド・インスペクションの代表理事を務め、建築士に対する高度な専門性の要求を満たすため、積極的に研修に参加することで自己のスキルアップに努め、各事業による専門的リーダーシップを養うことで、事業をより円滑に進めるとともに、各事業に積極的に参加することで、より高度で合理的な成果物を提供することで社会に貢献していくことを目的としています。
