高輪アドレス持つ特別な立地だからこそ、贅沢なときを過ごせる空間にしたいと思いました。インテリアの基本は、潔いまでの白。そして壁面スリット奥にそっと挿し色のブルーが添えられ、爽やかな夏のようなムードを演出します。
物件の立地は、高輪台駅徒歩4分、品川駅徒歩12分、高輪ゲートウェイ駅徒歩13分。都心のど真ん中にありながら、21.5帖という広さを確保したLDKがリノベーションの注目ポイントです。専有面積が約67㎡ですから、このLDKのゆとりはかなり大胆。まさに住空間のメインキャストです。
空間のアクセントとなる木調の建具で囲われた内部は、大容量のウォークインクローゼット。ゴルフバックやスーツケースも楽々イン。さらにいくらでも詰め込める余裕があるからこそ、室内は散らからず整然とした佇まいをキープ。精神的な平穏は、そんな間取りの気遣いから生まれるのかもしれません。
LDKに面したワイドスパンの南バルコニーから、光と風を思う存分取り入れたら、気分はアーバンリゾート。この場所だから叶う、充実の高輪ライフを愉しむ大人のためのリノベーションが完成しました。
BEFORE
港区高輪エリアにあるこのマンションが建設されたのは昭和53年6月のこと。今を去ること、42年前です。築年数が経過しているとはいえ、エリアとしては一等地。当時から内装に重厚な木製建具が使用されるなどゴージャスな設えでした。
一方で、現代のプランニングではあまり使い勝手がよいとはいえない、調理スペースの狭い壁付けのキッチンや、洗面室とバスルームが一体となった水廻りなどの課題も散見。部屋数は確保してあるものの、肝心のLDKは細長い形状のため、南向きの開口部の開放感を存分に享受することができない間取りでした。「このマンションには、もっと快適に暮らせるポテンシャルがあるはず！」そんな思いからリノベーションがスタートしました。
