みんなが集まる、やさしい家。CAFE&SPACE L.D.K.

その他  /   エリア:神奈川県  /   掲載日:2020-09-10

その他  /   エリア:神奈川県

掲載日:2020-09-10

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リノベーション後に備えたのは、カフェ・レンタルスペース・ワークスペース。住民が気軽に集い・寛げる、幅広い世代がつながれる場所にとの想いから、名称を「CAFE & SPACE L.D.K.」とし、内装に神奈川県産の木材を採用、広々と寛げるビッグソファやぬくもりのある家具を設置するなど「みんなが集まる、やさしい家。」をイメージして創り上げました。開業後は、本施設を拠点に、地域の方や活動団体等と「小田急のくらし部」を立上げ、各世代にとって楽しく・安心で、暮らしやすい地域づくりを目指して活動しています。具体的には「地域美化活動」「(こどもたちによる)地域魅力発信活動」「地産地消促進活動」などを複数の地域団体・個人、農家、行政、自治会、地域企業等と積極的に行なうほか、地域色溢れるブースやステージを揃えたイベントや、地元野菜や餅米を使った「餅つき・芋煮会」を開催するなど、1年で約1,800名が参加する活動に拡がっています。現在は、カフェでは地元農家との連携によるメニュー開発や野菜販売、レンタルスペースではお子様等が通う習い事教室、食事やワークショップを通した多世代が交流する居場所づくり、ワークスペースでは勉強やリモートワーク利用など、地域の方々の笑顔溢れる「みんなが集まる、やさしい家。」となっています。なお、本施設はスマートウェルネス住宅等推進モデル事業(住宅団地再生部門)に採択されています。

BEFORE


before image

今回対象としている施設は、小田急多摩線「栗平」駅前に当社が分譲住宅の販売拠点として1992年に開所し、2018年5月に閉所した元事務所です。閉所に伴い、事務所の撤退というだけでなく、このスペースをコンバージョンして、地域にとっての求められる場・機能を作り出すことが当社の責務と考え、地域の声を反映する形でこのプロジェクトはスタートしました。それは、新築住宅を長らく供給してきた大切なエリアだからこそ、今後も“住みたい街“として選ばれる魅力的な街であり続けてほしいという想いが詰まっています。現在は世代バランスのよいこのエリアも将来的に高齢化が進行し、街・地域の魅力・愛着が薄れていく(=街の衰退)との課題感を持ち、当社では、ストック活用に向けたチャレンジとしても、街の成熟にあわせて「住まうこと」の悩みに向き合うべく、この場所でコミュニティ施設を運営することにしました。

Before

After

    • 部門
    • 無差別級
    • 間取り
    • カフェほか
    • 費用
    • 4938万円(税込)
    • 形態
  • 費用に含まれるもの
  • その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1992年4月
    • 構造
    • 鉄骨ALC造
    • リノベーション面積
    • 208.18
    • 施工期間
    • 6ヶ月
    • 備考

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