次世代リノベーションのコンセプトは「サスティナブル&スマートハウス」。
間伐材や地産地消の素材の採用、既存建具の再利用、廃材の少ないリノベーション、コンクリート素地の質感などもあらためてサスティナブルの視点で考察。内装仕上げは何度も張り替えられたであろう壁紙をめくっただけ。何層かの裏紙が残る天井や壁面は時間の重なりを感じさせるようなニュアンスを出すことが出来ました。パナソニックのHEMSを採用し、エアコンや照明、給湯機などは遠隔でリモコン操作、IoTにも対応した、やりすぎないスマートハウスです。
荷物の残った状態での購入だったため、整理収納サービスが大活躍。
残材かリサイクルか選別し、使える建材は再利用、価値のあるアンティーク家具は業者に引き取りをお願いしてお金に換え、売り主さんへと戻します。
この循環、心意気までサスティナブルです。
BEFORE
お付き合いのあるお客様からのお声掛けで物件を購入することとなりました。
前オーナー様はかなりお年もいかれていたのもあって物が溢れた状態での販売ご相談。
置いてあるものは全て処分してよし?混沌とした部屋からは長年に渡るモノの積層、時間のレイヤーを感じることができました。