外部に面する壁3面は60ミリの厚みをつけてセルロースファイバーを充填、床下はグラスウールを埋設し、断熱性能アップ。もともと複層ガラスだった部分はそのまま、北側だけ二重サッシに変更しています。実はこの物件、壁紙が濡れていたことから結露が判明、真下がピロティ(エントランスホール)のため、床からの冷え込みも無視できない。
そこで、「断熱性能」をテーマに大改修しました。外部に面する壁3面は60ミリの厚みをつけてセルロースファイバーを充填、床下はグラスウールを埋設し、断熱性能アップ。
もともと複層ガラスだった部分はそのまま、北側だけ二重サッシに変更しています。
これらのの実施で家の中の各部屋の室温がほぼ均一に。ヒートショックなどの危険を回避すると共に、光熱費を抑えることが出来る住まいが完成しました。
剥き出しにできるのは、隣部屋と隣接する壁だけ。さすが、築44年ならではの表情です。ネイビーのタイルであしらったアイランドカウンターは、蹴込み部分をLDKのドアと同じ黒でコーディネート。ダイニングやリビングと空間をつなぎます。
パントリーは冷蔵庫までラクラク収納、リビングからつながるウォークスルークロゼットは板張りの壁が印象的で、その先にあるフリースペースは、ライフスタイルにあわせてカスタムできる「可変性」がポイントです。
BEFORE
地下鉄鶴見緑地線・今福鶴見駅から徒歩1分の立地のよさ、心斎橋まで約15分とアクセスもいい。マンションでも2階なのでエレベーターを待ったりというジレンマもありません。利便性は非常に高い住戸であったが現地調査時から壁紙のカビを確認、真下がピロティ(エントランスホール)のため、床からの冷え込みも無視できない。そこで、「断熱性能」をテーマに大改修しました。