50%ハウス
アウトドア、他多趣味でかつインテイリアについても造詣の深いご夫婦2人のための家。
周辺より高いレベルに位置するこの家のコンテクストである眺望や光を活かしつつ一緒に作っていきました。
設計者:
玄関入るとX軸方向・Y軸方向共に家の端まで見通せ、広く感じるように。
伸びやかな導線の脇に場所ができるように進めていきました。
パブリックな居場所はヘリンボーン張り(揺らぎ)、プライヴェートな意場所は一般的なフローリング乱張り(直線)。など
施主:
創作DIY家具や塗装、プロダクト(キッチンやリビングドア、建具の取っ手など)のご提案。
どこまでをリノベでやって、どこからをDIYでやるか?など
キャッチボールしながら進めて行きました。
無機と有機、揺らぎと直線、大らかさと機能性、建築とインテリア、仕上げとDIY、開放的であり落ちつく空間でもある、
硬い柔らかい、暖かみとクール、家的要素とアウトドア要素など、様々な要素50%(程度)のせめぎ合いで成立しています。
こうして想定された家具と造作家具、モノと空間により様々な起居様式を生み出すことができました。
色んな姿勢でのコミュニケーションが可能となり、
コロナ禍で自宅仕事も多いご時世、創作活動やアイデアの一助にもなっているのだとか。
BEFORE
いわゆる中廊下型の3LDK
長い中廊下に一つ一つが大きめな3個室と設備、
押し出されるようにして申し訳なさそうに存在するリビングダイニング(ファミリースペース)