『上書き保存してよろしいですか?』

マンション  /   エリア:神奈川県  /   掲載日:2019-08-30

マンション  /   エリア:神奈川県

掲載日:2019-08-30

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renovation image

「絶対この物件にする!」
夫婦のうち、こだわりが強いのはどちらかといえば妻の方だけど、
1人で内見に行って帰ってきた夫がこう言った。
なかなか理想の中古物件に巡り会えない中、最後に出会ったのはリノベ済みのある1室。
そのリノベというのも、これまで住んでいたオーナー・AさんがほとんどDIYで行ったというから驚きだ。
漆喰の壁は素人ならではのざっくりとした風合い。
リビング・ダイニングは間取りまで大きく変え、小さな階段によってゾーニングされていた。
そこかしこに表れる手作りの温もりに、愛されながら住まわれた空間だと感じた夫。

いよいよ始まった自分たちのリノベーションで、インテリアショップに勤める妻が本領発揮。
ずっと思い描いていた理想をこの部屋に重ね合わせて、
デザイナーとともに自分たちの新しい住まいを作っていった。
キッチンにつながる小さな木の階段は、位置を調整しつつそのまま採用。
奥は実験室のようなステンレスキッチン、手前はすだれ張りフローリングのリビング。
そしてすぐ横には框加工を施した木のキッチンカウンター。
妻が選び抜いた夫婦のアイデンティティを、
デザイナーが点と点をつなぐようにして一つにまとめ上げた。

あの人のリノベに、私たちのリノベを上書き保存して。
愛され続けるこの部屋は、これからどんな新しい表情を見せてくれるのだろう。

BEFORE


before image

小田急線エリアで物件探しをしていた夫婦。2人を担当した仲介アドバイザーが受け持つ別のお客様の中に、小田急線のある駅で物件売却中のAさん家族がいました。Aさんは住み替えをきっかけに、もっと自由に手を加えていけるためのハコを求め、そのを土台作りをnuに依頼していたのでした。
「自分らしい暮らし」を求める2つの家族がnuリノベーションを通じて出会い、同じ部屋を住み継ぐことに。ただの売主と買主だけではない関係性のなかで、住環境のことやこの部屋でのエピソードなど、様々な話を聞いたと言います。これまでにここに住んだ家族がこの部屋で紡いだ思い出話の数々が、思い描いていた理想の未来と重なったという奥様。まるで運命のような巡り合わせから、このリノベーションは始まったのでした。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円未満
    • 間取り
    • 1LDK+WIC
    • 費用
    • 680万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 2001年5月
    • 構造
    • RC造
    • リノベーション面積
    • 75.72
    • 施工期間
    • 2ヶ月
    • 備考