グループ全体の社員からプロジェクトメンバーを募り、設計デザイナーは社内コンペで決定。
今回の改革では、デザイン性の高さを追求するのは当然の条件。
それに加え、ポイントを3つに絞ってリノベーションが行われた。
1. 低コスト:1,000万円以内
2. 働き方改革:限られたスペースで、約150名の多様な働き方に対応させること
3. フレキシビリティ:イベント利用や、カフェ・バーなど、目的によって使い分けができる可変性
近年、働き方改革への注目が高まる中、社員同士のコミュニケーションの場、新たな働き方のプラットフォーム作りとして多くの人を巻き込みながらプロジェクトはスタート。
コンペを勝ち抜いたデザイナーは、3つのポイントをクリアしたデザインを提案。
1. 普段は「隠す」下地材や間接照明として使う照明を「見せる」デザインとして採用し、コストダウン。
2. つながりを感じられるワンルームのような空間に、個々が集中して働くことのできる高低差をつけたデザイン。
ロフト上部には創造性を刺激する書籍を集めた本棚を設えた。
3. カフェやバーとしての機能に加え、約50名までのイベントに対応できるよう家具も組合せ可能なものをセレクト。
キッチンスペースの壁にはスクリーンを仕込み、セミナーやMTG利用にも適した計画に。
ラウンジ改革、ミッションコンプリート。
BEFORE
もともと、ランチタイムや終業後の飲食スペース、そしてイベントなどの多目的なスペースとして使用していた
社員専用ラウンジ。
本格的なキッチンスペースやビールサーバー、プロジェクターなども完備していました。
ただ、ラウンジとして使用するのは12時から14時までのランチタイム、
終業後のバータイム、そして月に数回あるイベントにしか使われていない状況でした。
また来年4月に新卒社員が入社することを考えると、現在使用しているオフィススペースに
空きがない状態に。
フリーデスク化に向けたはじめの一歩として、コワーキングスペースとして有効活用し、
より生産性を上げられないかと、今回のリノベーションによる、ラウンジ改革プロジェクトがスタートしました。