京都の東山に佇む一軒家。もとは民家だった町家を改装し、旅館で料理長を勤めてきた店主が和食店をオープンしました。近くには「ハイアットリージェンシー京都」や「フォーシーズンズホテル京都」とハイクラスなホテルが立ち並ぶ東山五条〜七条エリア。徒歩圏内にあるお店からは、歩いてホテルへ戻るお客様も多いとか。カウンターを舞台と見立て、お客様を楽しませることが好きな店主が毎月料理のコンセプトを変えてお客様に振る舞う姿はまさに【劇場型】。店主の背面にはイチマツタイルを使用。スポットライトをまな板の上に配当し、料理が出来る過程も楽しんでもらえる空間設計。
BEFORE
住居として以前まで住まれていた連棟物件は解体してみないと分からない躯体箇所がいくつもあり、厨房エリアが変更になることを想定して設計を進めました。