リノベーションブランド「REISM(リズム)」が提案するシリーズ「Union」。もともと同社の別シリーズに賃貸で住んでいた家主ですが、「Union」のコンセプトやデザインに惹かれ、住まいを「持つ」ことを決意。賃貸というスタイルから転じて、購入して住む暮らしを手に入れました。パーケットフローリングやブラックの差し色が特徴の空間に合うよう、丁寧に選定されたアイテムたち。イメージと違ければ自身で塗装し直したり、カバーを新調したりと仕立て直すことでより愛着深く住みこなしていました。インテリアだけでなく、ところどころにIoTを駆使することで、モノとヒト(とネコ)とが丁度いい関係で稼働しているのもこの部屋の特徴。一方で、天井からボルトで吊ったハンモックや、手作りのプランターボックスなど手作業でグレードアップしている点も目を引きます。今までよりもっと自由に、拡張していくアイディアとともに空間自体も育まれていきます。
BEFORE
三軒茶屋や池尻大橋、渋谷へもアクセスの良い「三宿」エリアに位置する一室。採光の良い室内は、窓から近隣の緑が望める心地よさ。一方で壁式構造によって分断された空間は、日の入りを十二分に感じられない印象でした。