ぼくらの共働リノベーション

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2019-08-30   R mark

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2019-08-30  /   R mark

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奥様から随時いただくアイデアスケッチのメールは、挑戦状であり、時にラブレター。真摯に技術的に肉付けし、実現化する共同設計のような感覚でした。
16年の月日で家族が成長され、ご子息たちの個室をつくることがきっかけだったリノベーションは、あそこをああしたい、ここをこうしたい、もっとこれがこうだったらいいのに、という思いの丈を共有し、オーナーの実用性、機能性、快適性に向けて進んでいきました。
間取りは部屋数に変わりませんが、パブリックスペースであるLDKを広く、プライベートスペースである各洋室はコンパクトに。居住空間をライフスタイルにあわせて再構成することで、「ちょうどいい」空間のバランスを実現しました。また『お母さんのコックピット』と呼ばれるパントリーは、課題であった多くの食器類も、スケッチのおかげで、まるでパズルのようにすっきり収納。平面的にも断面的にもかなり入り組んだプランになっています。
さらに日常使いの洗面台とは別に、アイアンレッグの洗面台を廊下に配したのは、奥様のこだわり。住まいのバックヤードやプライベート空間に来客を通す必要がなくなり、気持ちのストレスも解消されました。
奥様は、担当者、建築士、現場監督を「ゴールデントリオ」と呼び、竣工後は「さびしくて、ロスになってしまいました(笑)」と語るほどの一体感を持って取り組んだプロジェクトになりました。

BEFORE


before image

新築時から住み続けたマンションをリノベーション。新築分譲マンションによくある10帖以上のLDKと6帖と5帖台4帖台の個室。分譲事業主が売りやすいスペックの帖数が確保されていた。それが一概に暮らしやすい帖数ではないからこそ、間取りの隙間という隙間にパズルのように棚や扉を作って収納を設け、物が多いことも気になっていたという。
育ち盛りの息子さんがお二人いらっしゃるオーナー。とにかく洗濯物が多く、そして部屋干し派で寝室や洗面所に部屋干し用のバーを設けている。それらをテキパキさばける家事動線や、収納力、機能性を組み立てていきました。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 3LDK
    • 費用
    • 1800万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 水まわり / 居室・その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 2001年3月
    • 構造
    • RC造
    • リノベーション面積
    • 77.83
    • 施工期間
    • 2.5か月
    • 備考