20代の若い夫婦がこれから作る「家族の歴史」を刻める住まいとして設計 ほとんどの時間をLDKですごせるように、三つの高さの異なる空間を間仕切りを造らず配置することで、キッチンに立つ奥様から見渡せるようにした 三つの高さの違いは子供の成長に合わせて座るところが変わるようになっている 小学生になったころには学校帰ってきた子供がキッチン立つママに「ねえねえママ！ママ！今日はね～」と微笑ましい日常が送れるようにキッチン前に小上がり畳収納を作った 子供が増えて、2人3人となっても10年くらいは小上がり畳で川の字で寝てもらいたい、そう寄り添っていく暮らしで家族という歴史を刻んでほしいと設計しています
BEFORE
リノベーション済み物件として購入したが、間取りは既存のままで表層的な工事しかしておらず新しい家族が住むにはあまりにも薄っぺらい状態だった。 将来、子供たちがそれぞれに部屋を与えるのではなく、できるだけ寄り添って暮らし、高校生くらいになったら部屋を与えるようにしたいとの希望があったので、リビングですごしながら寝るのも川の字になって寝ていくように考えた
