樹々に見守られ引き継がれる物語。空間のポテンシャルを未来へ。

マンション  /   エリア:東京都  /   掲載日:2019-08-27

マンション  /   エリア:東京都

掲載日:2019-08-27

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「リアージュ砧テラス」との出会い。
一歩敷地内に足を踏み入れると、外からは想像できない別世界が広がっていました。計36邸が敷地内の緑豊かな中庭を囲み、住戸内からも中庭の緑に包まれる感覚。この唯一無二のポテンシャルを未来に引き継ぐために、一棟リノベーションでしかできないことをやろう!とプロジェクトがスタートしました。

共用部は築後100年までの修繕計画と大規模修繕を実施。ピンクのタイル貼りだった外壁は建物形状が生み出す陰影と緑が映えるグレーに上塗り。ガラスブロックで仕切られていた専用庭は風と光を住戸内に届けるルーバーに変更。ランドスケープは既存樹木を活かし、散策できる小路を再構築しました。

住戸内は100㎡超メゾネットというダイナミックな空間を活かし、現代の暮らし方に合ったプランを提案。住まうだけでなく自宅で働いたり教室を開いたりと様々なシーンを可能にする為、事務所、教室やアトリエなども管理規約にて可とし、自由設計も可能です。
コンセプトルームではプラン、ライフスタイルに合わせてオリジナルの家具も制作。素材感、肌触りを大切に、内装とリズムを合わせ細部までデザインされています。

空間の本質を見極め、ランドスケープから家具に至るまでトータルデザインされたからこその本当の居心地の良さ。住まい手の想像力で未来の暮らしが生まれ、今後も大切に引き継がれていく空間でありたい。

BEFORE


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1991年に建築家の北山孝二郎氏により設計されたメゾネット型集合住宅。
空間の本質はいつの時代も変わらないはず。当時のコンセプトを引き継ぎ、現在のライフスタイルに合わせより良い空間をデザインしました。27年前の建築家の想いをお届けいたします。

すべてが均質化されていく社会的な傾向の中で、
時間がかかっても少しでもゆとりのある空間を作ることができれば、長い年月のうちに、
ゆったりと変化していくことが可能であろう。
敷地も建物も、要求された大きさは必要であるが、
おのおのの残りのスペースに生活に対する提案を積極的に行うことができれば、
まだ少しゆとりあるスペースを捻出できる可能性がある。
そこでできたゆとりが将来への変化に対するポテンシャルであり、
街が成長し、豊かになる可能性である。

「屋外の日常生活空間の可能性」北山孝二郎
新建築 住宅特集 1992年8月号

Before

After

    • 部門
    • 無差別級
    • 間取り
    • 敷地配置図
    • 費用
    • 99999万円(税込)
    • 形態
  • 費用に含まれるもの
  • 家全体 / 屋外 / その他
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1991年11月
    • 構造
    • RC造地上4階
    • リノベーション面積
    • 999.99
    • 施工期間
    • 9か月
    • 備考
    • ■デザイン・設計パートナー紹介 【南條設計室】統括設計/コンセプトルーム27・28号室設計  【芦沢啓治建築設計事務所】共用部デザイン監修/コンセプトルーム17・18号室設計/コンセプトルーム17号室家具デザイン  【橋内庭園設計】ランドスケープデザイン監修  【Norm Architects】コンセプトルーム18号室 基本設計・家具デザイン  【カリモク家具株式会社】コンセプトルーム17・18号 オリジナル家具製作  ■関連サイト Karimoku Case Study https://www.karimoku-casestudy.com/

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