「北工房さんまるさん」は、そもそも北工房のミーティングルームとしてリノベーションをし始めたものの、会議室としての使用頻度も低く、無駄に空いている位ならとシェアを決断しました。

告知をはじめたところ、次第に色々な事に使って頂けるようになり、当初は単なるセミナー、雑貨・衣料品の出張販売、お仲間の茶話会などの利用だったのが、「東日本大震災ふくしまこども寄附金の為のリサイクル着物販売イベント」には、今まで顔も知らなかったマンション入居者の方々にご来場いただき井戸端会議をしたり、入居仲間の事業者さんからはミーティングルームとしてのお問い合わせやらお声がけ。現在もマンション内の半オープン、半クローズのスペースとして開放シェアしています。

無論、今まで管理組合が想定していなかった利用形態なので、マンション理事会からは事情聴取があり、利用時の管理者常駐、音の制限など、居住使用の方々と混住利用ならではの制限はあるものの、利用意図は理解して頂きました。今後は更に居住者同士の緩い繋がりの場として、また微々たる規模ですが企業メセナの一環として機能するようにし、職住混在型という都市型マンションの在り方の一形態として、様々に挑戦していきたいと思っています