URBAN BLUE & COOL GRAY

マンション  /   エリア:宮城県  /   掲載日:2019-08-22   R mark

マンション  /   エリア:宮城県

掲載日:2019-08-22  /   R mark

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renovation image

間取りのウィークポイントを、収納や天井高、素材感、開口の作り方を工夫しながら解消したプラン。リフォーム前の第一印象は「狭く、暗い」。特に玄関。玄関はその家の顔。靴もシューズボックスに合わせて数を減らすなんて、ちょっと寂しい。2.5帖という広さながら、開放的にできたのは、洋室だった窓がちょうど土間スペースの明り取りの窓になるようにしたから。灯油タンク、タイヤ、ベビーカー、杖、傘、自転車、等、部屋に入れるまでもないけど、ベランダまで運ぶのは不便、という物にとっても、半分「外」のような緩やかな境界線で、居場所を与えている。
LDKはリフォーム前は、梁型を境に4分割で天上高が違うという、違和感のあった空間だった。そんな気になる高さを、ダクトや各種配管スペースのために、ダイニングキッチン部分は思い切って天井を下げ、少しの差でもリビング部分は天井を上げた。
空間を横断する大梁が不自然に見えぬよう、天井の段差に間接照明を設置。もともとはそんなに高くはない天井を、その高さの違いでカバー。空間のデメリットをデザインに活かした。
また、寝室との間の間仕切り壁に室内窓を設置。暗くなりがちな中部屋に明るさを取り込んだ。また、その窓の対面の間仕切にも窓を設置し、リビングの掃き出し窓と、玄関スペースの窓と一直線に風が抜ける工夫もしている。

BEFORE


before image

仙台市の南染市町にあるこのマンションは、周辺に昔ながらの染め物屋さんや蔵なども残る地域。新しい住宅地と古き良き建物が混在する町の一角にあるマンション。リフォーム前の第一印象は「狭く、暗い」。部屋数は多いが、一つ一つの居室が狭く感じられる間取りであった。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円未満
    • 間取り
    • 2LDK+SIC
    • 費用
    • 820万円(税込)
    • 形態
    • 再販モデル
  • 費用に含まれるもの
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 1987年5月
    • 構造
    • リノベーション面積
    • 72.98
    • 施工期間
    • 2ヵ月
    • 備考