HIRAYA-暮らすと働くをつむぐ「家族格子」

マンション  /   エリア:神奈川県  /   掲載日:2019-08-19

マンション  /   エリア:神奈川県

掲載日:2019-08-19

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玄関からバルコニーに向かって、斜めに伸びる格子間仕切り。書斎とリビングの間には建具を設けず、ひと続きの空間とした。一般的な“書斎”といえば、仕事に集中したり、一人で思索に浸れるよう、外部との接触を遮断した設計が多い。しかしS様にとって「仕事と家庭生活とは連続したもの」。書斎は日常のふとした瞬間に浮かんだアイデアを形にするための場所だ。「僕の性格上、リビングで子どもと遊んだり、寝転がってテレビを見たりしていても、いつも仕事のことを考えている。妻の何気ない一言からアイデアが浮かぶこともあります。生活の中に仕事が溶け込んでいるんです」
壁二面にわたるデスクカウンターは、作業性が高いだけでなく、思考を広げるという意味でも「可能な限り広く」と設計担当が提案した。書棚は資料や蔵書を収納するだけでなく、表紙を正面に向けてディスプレイしたり、絵画やオブジェを飾ったりすることを想定し、棚板の奥行や配置を計算した。
「僕がここで仕事をしていると、子どもが興味があるらしくて、よく入ってくるんですよ」とS様は笑う。「普通、書斎に子どもは入れないんだろうけど、僕は逆。仕事をしている姿を見せることが、教育になる部分もあると思うんです。子どもも何をするところなのか理解しているようで、僕の真似なのか絵を書いていることが多いですね」

BEFORE


before image

施主のS様から最初に伝えられたのは「家族格子」というキーワード。空間を壁で隔てず、格子を用いて互いの気配を感じられる家にしたい、という要望を聞き、設計担当がイメージしたのは、一室空間の平屋だった。段差のないワンフロア設計、斜め軸の導線によってリビングから子ども部屋、寝室、書斎へと連続性をもたせる。玄関からバルコニーまで視線が抜ける、開放的な間取りだ。
リノベ前は、リビングダイニングと3つの洋室からなる3LDK。L字に折れる長い廊下と、独立性の高い個室は閉塞的な印象を与えた。開放感を与えるには大幅な間取り変更が見込まれたが、幸いこの物件は梁や柱の凹凸が少なく、変更の障壁となる構造壁も無い。

Before

After

    • 部門
    • 1000万円以上
    • 間取り
    • 2LDK+WIC
    • 費用
    • 1200万円(税込)
    • 形態
    • 自由設計リノベ
  • 費用に含まれるもの
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)

物件情報


    • 築年月
    • 2002年2月
    • 構造
    • リノベーション面積
    • 100.30
    • 施工期間
    • 3ヶ月
    • 備考

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