民泊運営で居住費ゼロ?二拠点生活のケーススタディ

戸建  /   エリア:沖縄県  /   掲載日:2019-08-16

戸建  /   エリア:沖縄県

掲載日:2019-08-16

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昨今話題の二拠点居住。新しいライフスタイルとして注目されていますが、二重の家賃負担など経済面でのハードルは高そう。そこで「二拠点生活はホントに可能か?」をテーマに実際に中古住宅をリノベーション、ケーススタディをしてみました。場所は沖縄本島中部の住宅地。初期費用を抑えるため借地の中古戸建を取得。傷んでいた部分を補修して、外壁の塗り直しもしました。自分たちが使わない時は民泊として運営し、その収益を居住費の足しにする算段。4人分の家具をセッティング後に民泊を始めました。
直近4ヶ月の民泊稼働日は4割程度で売上が月額16万円。ゲストは台湾や香港、米国などからです。宿の運営をすべて外部に委託したとして、手元に残るのは半分の月額8万円。そこから地代や光熱費など維持費を差し引いても、月に5.5万円のプラスになりました。ローンで物件取得した際は、それを月々返済に充てることもできそうです。
自分が使う日と民泊が重なればその分売上は減りますが、逆にスマホで自ら宿の販売を担えば収入が増えますし、民泊本来の外国人ゲストとのやりとりが楽しめるかも。移動交通費が割高と言われる日本ですが、長距離鉄道や高速料金が欧米並みに下がれば、二拠点どころか各地で民泊を運営しながら、全国をホッピングするようなライフスタイルの人たちが一定数になるかも。大げさに言うと、定住の人類史のターニングポイントなのかもしれません。

BEFORE


before image

沖縄によくある鉄筋コンクリートブロック造の平屋(借地権)の築古物件を1,000万円で取得。静かな住宅地であるが、民泊運営可に指定されているエリア内である。軒のコンクリート欠損など、特に外部はそれなりの補修を要する状態であった。間取りはそのまま再利用、内装のみ更新した。

Before

After

    • 部門
    • 500万円未満
    • 間取り
    • 2LDK
    • 費用
    • 400万円(税込)
    • 形態
  • 費用に含まれるもの
  • 居室・その他 / 屋外
  • 施主支給設備(費用に含まれないもの)
  • 民泊用の家具および什器備品:約50万円

物件情報


    • 築年月
    • 1969年9月
    • 構造
    • 鉄筋コンクリート造1階建
    • リノベーション面積
    • 69.76
    • 施工期間
    • 2ヶ月
    • 備考