台所・浴室があった建物は屋根が崩れかかっていたため解体した後3坪ほど建出しをし、更にトイレ・和室・縁側をスケルトンにしたスペースに、ダイニングキッチン・水廻り・納戸・勝手口のリノベーション工事を行いました。キッチンを敢えてI型にしたのは、古風な振り子時計がかかる欅づくりの隣の部屋をそのまま残したかったからです。
BEFORE
この雪深い杉の木に囲まれた山里に時代を見つめてきた家があります。明治・大正・昭和・平成と6代の人達が継いできた家の歴史に、奥深さを感じました。一部修繕はしてありましたが、平成の終わりにリノベーション工事を行い令和へと継がれていくと思うと、私の人生なんて小さなものだと思いました。