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リノベーション事例

2016.09.30

北陸ツーリズムを生む地域密着型ホテル「HATCHi金沢」

  • 信越・北陸
  • 家全体
  • 水まわり
  • 居室・その他
  • 屋外
  • 耐震補強

株式会社リビタ

ひがし茶屋街に兼六園、武家屋敷跡、伝統工芸といった風情と伝統を守りながら、一方で金沢21世紀美術館など現代アートの最先端を発信しているまち、金沢。2015年3月に北陸新幹線が開通し、多くのひとでにぎわっている。

築50年のこの建物は、ひがし茶屋街にほど近い、橋場交差点のすぐ近くに建つ、もともと仏具屋さんだった空きビル。15年ほど前には地下に5~6店舗のスナックや小料理屋が軒を連ねる飲食店街もあった。

プロジェクトの出発点は、「ホテルをつくる」というより、「人が集まって居心地良くいられる場所をつくる」というところにあった。その想いを受け止められる場所として、土地に根付いてきた古い建物を選びリノベーションをする。その中で、自然とホテルというカタチに辿りついた。

ローカルと繋がるホテル。
金沢市橋場町に建つ築49年の貸しビルを用途変更しシェア型複合ホテルへと再生したプロジェクト。街に開かれたシェアスペースを建物内に有し、北陸を盛り上げるプレイヤーの活動拠点および旅行者との交流拠点として機能する宿泊施設です。

エントランス外部にはベンチや屋台カート、内部にはポップアップスペース、フロント兼物販コーナーなどのシェアスペースのほかコーヒースタンドを配し、開放的な引き違いのフロントサッシを用いながら街と連続的な設えとしました。コーヒースタンドは、その奥に配置されたダイニングと座席と厨房を共有し営業時間をずらした運営方式となっているなど、一階は限られたスペース内にも複数の事業者と多様な空間要素が混ざり合う、賑わいの感じられる場となっています。そして地下一階には、宿泊者の炊事場としても機能し、親密なコミュニケーションを生む空間としてシェアキッチンを配しました。

このような豊かな共用スペースを設ける一方で、事業性を担保するために、客室は天井の高さを生かした立体的な構成のドミトリーや客室とし、コンパクトながら宿泊定員数を確保しています。

ここでの「ヒト・モノ・コト」との交流を通じて、北陸の玄関口金沢からその先へと旅行者を誘いたい、「発地」を意味するホテル名にはそんな思いが込められています。
こうした思いを反映すべく、館内各所には、九谷焼や越前和紙、高岡銅器など北陸が誇る伝統産業の職人と連携したインテリア要素を配し、地域への気づきを生む設えを凝らしています。


北陸伝統工芸プロダクト
●ランプシェード、エントランス植栽鉢:九谷焼(石川県能美市):上出長右衛門窯/上出惠吾
●レンジフード、1階ペンダント照明、キールームホルダー:銅器着色(富山県高岡市):Momentum Factory Orii
●シェアードルームガラス扉:越前和紙(福井県越前市):長田製紙所
●プライベートルーフトップ襖:しけ絹襖紙(富山県南砺市城端):松井機業
●地下1階女性洗面カウンター:船舶照明(石川県七尾市能登島):能登デザイン室、日東電機
●キッチン天板、フローリング、トイレ小窓など:虫食いナラ材(富山県朝日町):尾山製材
●シェアードルームペンダント照明、レバーハンドル:真鍮鋳物プロダクト(富山県高岡市):FUTAGAMI

費用 物件種別 その他
リノベーション
形態
家族構成
築年数 54年 面積 933.30㎡
施工期間 2015年9月~2016年2月

備考

デザイン監修 リビタ
統括設計 プランニングファクトリー蔵
飲食区画設計 studio KOZ./E.N.N.
屋台カート設計 ポイント
施工 長坂組、エッグ

お問い合わせ先

株式会社リビタ

〒153-0062 東京都目黒区三田1-12-23

TEL:03-5656-0080

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